◆Classic Paris #44 サンス館 パリ4区/Hôtel-de-Sens, 7 Rue des Nonnains d’Hyères, 4e Paris (2019年11月)

セーヌ右岸のセルスタン通り、マリー橋の近くにサンス館はある。「マレ地区で一番古い邸宅」といわれ、1475年から1519年にパリ司教区を管轄していたサンスの大司教の私邸として建てられた。サンス大司教の管理を離れた後にはフランス王アンリ4世の妻だった王妃マルゴが暮らしたこともあったそうだ。更に時代は下ってフランス革命以降はジャムの工場だった時代もあったそうだが、1911年にパリ市の所有となりその後文化財として修理修復された。
現在は工芸技術や装飾美術の本が多く収められている図書館(フォルネ図書館)になっている。
東側のアヴェニューマリア通りからの建物正面は小さな尖塔がいくつも見え、さながら中世の小さなお城のようにも見える。館内の図書閲覧室は小ぶりながらとても優雅な空間らしいが、残念ながら小生はまだ入ったことがない。

ストリートビュー
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